2022年10月27日(木)
岡部リポーターが青物の力強い引きに大騒ぎ!?一足先に番組の内容をチェックしよう♪
こんにちは!放送スタッフの岡部桃子です。今回は私がリポートした「今日は釣り吉」11月号の見どころをお伝えします。伊予三島沖にある防波堤、通称「白灯台」でにぎやかに収録してきました。ぜひ記事と番組、合わせてお楽しみください。
目次
撮影したのは10月16日。10月に入り一気に秋らしい涼しさが続いていましたが、この日は最高気温27.0℃の夏日となりました。防寒具の心配よりも、熱中症対策が必要なほどのジリジリとした日差しです。まだ8時前ですが、暑い!
船に乗り、今回の釣りポイント・三島川之江港の村松防波堤西灯台へ向かいます。目印は白い灯台。釣り好きの中では有名なスポットなのですが、船でしか行けないため、この日は貸し切り状態でした。すぐ近くには、赤い灯台のある防波堤(村松防波堤北灯台)もあります。こちらも人気の釣り場だそう。
目の前には製紙工場群が広がり、同じく有名釣りスポットの八綱浦海浜公園も見えます。
釣りの指南役は、おなじみ釣具店「ビッグウエスト」店主の大西宏さん。今日の狙いを尋ねると、「釣れるものならなんでも!」。大西さんも久々に白灯台を訪れたそうで、青物向けのものや、イカ、チヌ用など、様々な仕掛けを用意してくれていました。
そしてこの日は、大西さんの釣り仲間も参加してくれました。心強いメンバーとともに、8時半、釣り開始です!
この日は8時40分頃が干潮。「まだ今からやけん、ぼちぼちでええよ」と大西さん。まずはエビを付けた仕掛けを落とし、海底にいるカワハギを狙います。
根がかりしないよう気を付けながら、おもりをトン、トン、と底に落として反応を見る…。すると早速、竿先にかすかな振動が!少し待って仕掛けを回収すると、針に付けたエビがきれいに食べられています。カワハギはアタリが繊細なので、小さな反応をいかに合わせられるかが勝負。よし、もう一度!
何度か繰り返していると、ビビッとしたアタリの感覚が掴めてきました。そして次の振動が来た瞬間、思い切り竿を上げてみると、「かかったー!」。
記念すべき本日1匹目は、なんとフグ!(まだら模様なので、ショウサイフグかな?)アタリもサイズも小さいですが、巻き上げる途中の手ごたえはなかなかです。感謝しつつ、海へリリース。大きくなったらまた釣らせてね~。
その後も連続してアタリが続き、2匹目には狙いのカワハギがHIT!フグ同様、サイズは小さいですがグイグイ引きます。楽しい!
大西さんからは「カワハギの小さいアタリをあわせるとは、やるねぇ!」とお褒めの言葉が。5匹ほど釣ったところで、防波堤の先端へと場所を変えて釣ってみると、底のほうでグイっと少し強めのアタリが。「おお!?」
巻き上げると、鮮やかな赤と黄色のボディ!どこかで見たことあるような…。
「お、ヨコスジフエダイやね」。そう、釣り吉10月号で井上リポーターが釣り上げた、あの魚です。とはいっても、サイズは全然違うのですが…(笑)
「井上さん達が釣ってるような大きな魚、私も釣ってみたいなぁ~」と、ぼやいていると、大西さんの目がキラリ。「やってみますか!」。
釣り始めて1時間。ちょうど小アジの群れがやってきて、新田さん達がサビキ釣りで数匹捕まえてくれました。これに針をかけ、生きたまま泳がせて青物を狙います。
アジの背に針を付けて海へ仕掛けを落とすと、あとはアジが勝手に泳いでいきます。糸を出してアジを自由に泳がせている状況は、これまでの釣り方とは全く異なり、不思議な感じです。海面はとても静かなので「これ、アタリがわかるんだろうか…」と心配していると、それまでと違って糸がサーッと出て行ったのを大西さんは見逃してはいませんでした。「ちょっと見てみよか」。大西さんに釣り竿を渡すと…「お、これ掛かっとるよ」「えっ!?」
グイーッと竿を大きく振り上げて、糸を巻き取りながら大西さんが一言。竿先が急に勢いよくしなります。青物らしきHITです!
「じゃ、岡部さんやってみよか」と釣り竿をバトンタッチしてもらいますが、すでにギュンギュンと海の中からすごい力で竿が引っ張られています。リールのハンドルを回す余裕がないぞ!大西さんが「巻いてっ!」とタイミングを計ってくれて、なんとか少しずつ糸を回収していきます。
柴垣さん達もタモ網を持って駆けつけてくれました。なんとしても、釣りあげたい!魚が海面に近づくにつれ、引っ張る力も強くなります。すごいエネルギー、すごいパワー!こちらも無我夢中で糸を巻きあげると、ようやく姿が見えてきました。
「ツバスや!」「つ、ツバス…!?」
バッシャ、バッシャと暴れる魚を無事にタモ網に入れてもらい、格闘終了。出世魚・ハマチの一回り小さいサイズ(「ツバス」や「ヤズ」と呼ばれる)を釣りあげました!
無事に1匹釣り上げたことで、ちょっと自信が出てきた私。左手に力を入れ過ぎてまだブルブル震えていますが、へっちゃらです。実は先ほど、釣り上げる際に、一瞬、別のハマチが海中を横切ったのを視界の隅にとらえていました。こうなれば、もう1匹釣りたい!
まずはエサとなる小アジを確保するところから。アジの群れが防波堤の周りに集まったタイミングで、サビキ仕掛けを投入します。キラキラと光る小アジが目視で確認できるくらいの浅さで、3匹ほど釣ることが出来ました。
せっかく釣った小アジが逃げることの無いよう、新田さんにお願いして針をかけてもらいます。(できるだけ自分でやりたいところですが、やはりここは熟練の技で確実に…)
小アジの背中に針がかかったところで、いざ、海の中へ!
糸を出しっぱなしにした状態で小アジが海の中を泳ぎ深く潜っていくと、ウキも一緒に沈んでいきます。このウキがある程度の目安になるはずなのですが、まだ泳がせ釣り2度目なのでいまいち分からない…。魚がアジを食べたら、糸の出方が勢いを増すのですぐに分かるといいますが…。すると!
「お、これは?…もしかして」
少しですが、それまでより糸の出るスピードが早まりました。試しに糸を出すのを止め、大きく竿を振り上げてみます。グンッと何かがひっかかる気配。「なんか釣れてる!?」先ほどよりは抵抗は少なく、焦る気持ちをおさえながらリールを巻いていきます。するといきなり、先ほどのように海中深くに引っ張り込むような力が。「大西さーーーん!釣れてます~!」助けを求めている間も、左右に暴れながら抵抗を続ける魚。大きく引いているときは慌てて巻き上げずに、力が緩んだ隙にしっかり巻く、という先ほどの学びを思い出しながら、必死に釣り竿を握りしめます。
「タモ網OK!」「おぉ、さっきのと同じくらいやな」みんなが集まってくれて、ようやく釣り上げることができました。
嬉しい嬉しい釣果です。そしてそれは私だけではなく…。
私が泳がせ釣りで格闘している間、柴垣さんや石田さんがフカセ釣りで良型のチヌ、そして30cmほどのタイを釣り上げていました。この防波堤でタイが釣れるのは、かなり珍しいとのこと。それがなんと3匹も上がったということで、みなさん驚き喜んでいました。
全力で釣り上げた大物。せっかくなので色々な料理で食べてみたい…!ということで、四国中央市妻鳥町にある創作料理「一倉」さんで、ツバス2匹を調理していただきました。
釣った時の奮闘を思い出し、海の幸に感謝しながらいただきました。どの料理もとても美味しかったです。(一倉さん、またぜひお願いします!)
釣って楽しく、食べて美味しい。初めての釣り方でも、みなさんにサポートしていただきながら狙いの魚をGETすることが出来ました。ぜひ番組でも釣りの様子をお楽しみくださいね!
今日は釣り吉
四国中央テレビ・ハートネットワーク(新居浜・西条)・三豊ケーブルテレビ(香川県三豊)が共同で制作している釣り番組。愛媛県内・四国のCATV局、岡山県倉敷ケーブルテレビで放送中。
11月号の初回情報はこちら
筆:四国中央テレビ 岡部桃子
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