2022年11月30日(水)
記念すべき節目を迎えた3つのイベント【三島公民館サンサンフェスティバル・中之庄地区文化祭・切山にこにこ市】。その歴史や過去のイベントの様子など、四国中央テレビが取材した映像とともに振り返ります。
文化祭や公民館祭など、様々な地域イベントが行われた11月。その中でも、三島公民館祭は築20周年、中之庄地区の文化祭は第50回目と、節目の年となりました。どちらもマルシェやステージイベントなど、多様な催しで大盛況。多くの地域住民が訪れ、食べて、観て、遊んで、楽しい週末を過ごしました。
また、切山地区で毎月第2日曜日に行われている「切山にこにこ市」は、今年の11月13日が記念すべき第300回目の開催に。あいにくの雨となりましたが、多くの人が名物の豚串や地元野菜などの買い物を楽しみ、約25年の軌跡を振り返っていました。
そんな11月のメモリアルな出来事を「ちょっと深掘り」してみましょう。
目次
今から20年前…2002年2月25日に、現在の三島公民館は誕生しました。当時は合併前で、老朽化した市文化センターの代替として伊予三島市が建設。地下1階、地上3階建てで、大ホールや図書館、和室、調理室などがあり、これまでに展覧会や公民館サークルなどの場として多くの地域住民に活用されてきました。
※四国中央テレビが過去に取材した三島公民館のイベントの様子はコスモスコレクションでご覧いただけます。(画像をクリックすると専用ページに移動します。
公民館の築15年目となった2017年の「第35回公民館祭り」では、バザーやお茶席、作品展示が行われ、地域をより知ってもらうためのウォークラリーも開催されました。
隣には中央公園、三島小学校や児童センターもすぐそばにあり、三島地域の住民にとって大切な交流拠点になっている三島公民館。コロナ禍でイベントが中止になった時期もありましたが、徐々に以前のような賑わいを取り戻しています。
築20周年を記念した今回のイベント。三島の「三(サン)」と「サンキュー」をかけて、「サンサンフェスティバル」と名付けられました。
例年、三島地域で行われていた「三島子どもの祭典(5月開催)」、「サマーフェスティバル(8月開催)」、そして「公民館祭り(秋冬開催)」の3大イベントを1つに集約したもので、これまでにない規模での行事となりました。
三島公民館では作品展示、中央公園ではステージイベント、みしま児童センターでは水引作りや紙コップ工作などの子ども向けの出し物が満載。また公民館前などではキッチンカーや雑貨販売などのマルシェが開催されました。
また、「地域の行事に参加することで愛郷心を持ってもらえたら」との思いから、地元の中学生、高校生にもボランティアを依頼。受付や抽選会の案内、ステージでの司会進行などを務めました。
当日は地域住民ら2000人以上が訪れ、ステージイベントの演奏を楽しんだりグルメに舌鼓を打ったりと、久々の地域イベントを満喫していました。
1日を振り返り、「感謝いっぱいの1日になった。非常に多くの方に来ていただけたので、来年度もぜひ検討してみたい」と三島公民館の徳永館長。三島地域の新しい名物イベントになっていくのかもしれません。
■サンサンフェスティバルのニュースはこちら
https://www.cosmos-network.jp/cosmos_collection/146741/
■番組の初回放送についてはこちらをご覧ください
https://www.cosmos-network.jp/ccw_new/149876/
続いて11月13日に開催された第50回記念の中之庄地区文化祭。あいにくの雨模様でしたが、開会と同時に多くの地域住民が訪れ、買い物やステージを楽しみました。
これまで地域団体によるバザーや作品展示、サークル活動などの芸能発表などを行ってきた中之庄地区の文化祭。みんなで餅つきをするのが恒例のイベントだったそうですが、近年はコロナ禍の影響で規模の縮小を余儀なくされ、作品展示が中心になっていました。
※四国中央テレビが過去に取材した中之庄公民館のイベントの様子はコスモスコレクションでご覧いただけます。インターネットサービスご加入の方はぜひご覧になってください。
そして、感染症対策を講じながら盛大に開かれた50回記念の文化祭。多くの地域住民に楽しんでもらえるよう従来の内容にプラスして、ハンバーガーやスムージー、アクセサリーなど13の店舗が並ぶ「なかんしょマルシェ」、採れたて新鮮野菜の販売、ヨーヨー釣りやスーパーボールすくいなどの子どもたちが喜ぶ「遊びコーナー」など、中之庄公民館の敷地いっぱいで催しが行われました。
また、公民館だけでなく中之庄小学校の体育館も会場とし、ダンスパフォーマンスや吹奏楽部のコンサート、書道パフォーマンスなど、学生たちが中心となった華やかな記念ステージも開催。
体育館に設置された本格的なステージに、出演する子どもたちも嬉しそう。保護者や地域住民らが舞台を見守り、手拍子や拍手で盛り上がりました。
朝から雨が降る中でしたが、2000人以上が訪れ様々なイベントを楽しみました。
中之庄ふるさとまつり実行委員長の坂上さんは、「地区内のイベントではこれまででも最大規模。多くの方が来てくれて食べて遊んで楽しんでいただけた」と笑顔。工夫を凝らしながら、地域イベントが再び賑わいを取り戻しています。
■2022年中之庄文化祭のニュースはこちら
https://www.cosmos-network.jp/cosmos_collection/147955/
■番組の初回放送についてはこちらをご覧ください
https://www.cosmos-network.jp/ccw_new/151736/
香川県との県境に位置し、「平家の落人」伝説が残る切山地区。ここで毎月第2日曜日に開かれているのが「切山にこにこ市」です。1997年5月に地域を活気づけようと地元住民らで始め、今年で25年。11月13日には開催300回を迎えました。
長年にわたって人気なのが、新鮮な野菜や果物、そして地元の養豚場が作る豚串焼き。「若い人に足を運んでもらうきっかけになれば」と、市内の飲食店が出店することもあります。四国中央テレビではこれまで以下の番組でその様子を紹介してきました。
※画像をクリックするとコスモスコレクションのページに移動します。インターネットサービスご加入の方はぜひご覧になってください。
記念すべき300回目の開催となった11月13日。あいにくの雨でしたが、常連客など多くの人が朝早くから訪れ、買い物や地域住民との会話を楽しみました。
会場には、これまでの節目の回のチラシを掲載。100回記念の時にはそうめん流し、10周年記念の際は餅つき大会とハイキングが行われたそうです。
今回は300回を記念し、ウォーキングガイドとコンパクトライトが来場者にプレゼントされました。にこにこ市をきっかけに、切山の歴史や自然に触れてもらえると嬉しいですね。
コロナ禍の影響で近年は開催を見合わせる月もあったといいますが、地元の皆さんや常連客の「にこにこ市」愛で、無事に迎えた300回。これからも幅広い世代の人が集う交流の場として、末永く続いていってほしいものです。
今の時期は山々の紅葉も美しく、冬になると真鍋家住宅近くの休憩所のイルミネーションも人気な切山地区。ぜひ皆さんも笑顔あふれる「平家の里」に足を運んでみてはいかがでしょうか。
■第300回切山にこにこ市のニュースはこちら
https://www.cosmos-network.jp/cosmos_collection/149316/
■番組の初回放送についてはこちらをご覧ください
https://www.cosmos-network.jp/ccw_new/151500/
日時:毎月第2日曜日 午前8時~正午
場所:四国中央市金生町山田井 切山集会所前駐車場
筆:四国中央テレビ 岡部桃子
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