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【特番放送】「キーワードは○○」リポーターが振り返る市内の話題2022

2022年12月16日(金)

年末特番の中から一部をご紹介。 キーワードは「生徒たちが変えた!」「3年ぶり」「平和を祈って」。コスモスタイムのニュースの中から2022年ならではの話題を振り返りましょう♪

 2022年も残すところあとわずか。3年ぶりの紙まつりや秋祭り、若い世代の躍進…、四国中央市内でも様々な出来事があった1年でしたね。四国中央テレビでは、今年560本以上のニュースを制作しました。
 12月24日から放送予定の年末特番「私が選ぶコスモスコレクション」では、リポーター3名が囲炉裏をかこみながら市内の出来事を振り返ります。
 そこで今回の「ちょっと深掘り」記事では、番組の中から、特に印象的な話題を「キーワード」とともにピックアップして紹介!あなたの2022年はどんな1年でしたか?

国指定重要文化財 真鍋家住宅にて

目次

リポーターも奮闘した2022 真鍋家住宅で囲炉裏をかこんで収録

 3人が訪れたのは国の重要文化財・真鍋家住宅。この日は今シーズン1の寒波が切山地区に襲来し、初雪が降る中、囲炉裏をかこんでの収録になりました。パチパチと薪が奏でる、心地よい音を聞きながら、撮影スタートです。

ひとまず暖をとる3人(左から井上・喜井・岡部)

【今年の活動など】

井上公子(いのうえ・ひろこ)
「今日は釣り吉」や「ふるさとぶらり山紀行」などのリポートを担当。四国中央テレビに事務局を置く、四国中央ユネスコ協会の理事も務める。

岡部桃子(おかべ・ももこ)
「今日は釣り吉」のリポートや地域イベントの司会などを担当。「ちょっと深掘り」記事の取材・制作も務める。

喜井南菜子(きい・ななこ)
取材スタッフとしてニュースを取材。ゴルフ番組「明日はナイスショット」や「もぎたてボックス厳選レシピ」などのリポートを担当。オーボエ奏者としての一面も舞台で披露した。

「生徒たちが変えた!」編 土居中学校の制服改定総選挙・川之江高校のパン販売

井上:さて、今年は生徒たちの声で学校を動かした出来事がありましたね。

岡部:土居中学校の制服改定総選挙川之江高校のパン販売ですね。

「土居中学校制服改定総選挙~みんなでつくる土居中の未来~」
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井上:土居中学校の制服改定について、入学してくる後輩や地域住民にまで意見を聞いたのは素晴らしいと思います。どのようにこの取り組みが進んだんでしょうか?

岡部:人権・同和教育による人権意識の高まりの中で、生徒から声が上がったものだそうです。2021年度に生徒会役員・保護者代表・教職員による制服検討委員会が発足。その後、全学級でクラスミーティングを開き、デザインや改定の課題について意見を交わしてきました。

ユーホールに候補の制服が展示された

岡部:土居中学校では、多様性を認め合い、誰もが安心して自分らしく生活できる学校づくりをめざして「制服をはじめとする校則の改正」に取り組んでいます。現在の校則が時代に合ったものなのかを生徒たちが主体的に考える良い取り組みだと感じます。

11月25日取材「障害者施設利用者 川之江高校へ出向きパン販売」
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喜井:川高卒業生としては、パンの販売が実現した今の生徒たちが羨ましいです。みんなたくさん買ってましたね~!
岡部:元々の公約はお弁当の販売。お弁当だと事前予約の必要があることなどから、生徒同士や教職員との話し合い、学外の団体とのやり取りを経て、パンの販売へとつながりました。そうした、実現することの大変さや充実感・達成感などを高校のうちに経験するのは貴重なことだと思います。

嬉しそうにパンを購入する川高生
後輩たちの行動力に感心する川高OGの喜井リポーター

「3年ぶり!」編 紙まつり・秋祭り・いもたき

井上:コロナ禍の制限が緩和された時期もあり、今年は3年ぶりに行われた地域イベントが色々ありましたね。

岡部:紙まつりが久々に行われたのは嬉しかったですね。今年のテーマは「転生」。運営側の世代交代と新しい考え方を積極的に取り入れながら、失敗を恐れずに前へ進もうという想いが込められていました。

7月30日「第44回四国中央紙まつり1日目」
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井上:コロナ禍の中で完成した栄町商店街のステージ。ようやくたくさんの団体の披露の場となってよかったですね。感染症の影響や悪天候などにより紙おどりの参加チームは少なかったですが、来年はたくさんの団体が参加してくれることを期待しています。

川之江にぎわい広場ステージ

喜井:紙まつりといえば、書道パフォーマンス甲子園が始まるきっかけとなったイベント。川之江高校・三島高校の書道部による演技はどうでしたか?

7月31日「第44回四国中央紙まつり2日目」
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岡部:紙まつり2日目は晴天にも恵まれ、多くの人がステージ前で2校のパフォーマンスを見守りました。ワイワイ盛り上がって観るというよりかは、皆さんパフォーマンスの完成度・熱量に感心していて、真剣に見ているような雰囲気。今年の大会は関係者や保護者以外は入場できなかったため、地域の人に見てもらえるいい機会になったと思います。

井上:ちょうど今の時期から、来年の書道パフォーマンス甲子園の準備は始まっているんですよね。選手だけでなく高校生ボランティアの活躍も楽しみです。

喜井:そして3年ぶりに秋祭りが返ってきました!

岡部:待ってました!

10月13日「2022年度 川之江・土居秋祭り 初日」
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10月21日「2022年度伊予三島秋祭り 初日」
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※秋祭り期間中のコスモスタイムのニュースや、各地区ごとに制作した「街かど百景」など、祭り関連の番組を多数アップしています。ぜひ検索してお楽しみください♪

井上:縮小とはいえ、かき夫の熱気はどうでしたか?

喜井:コロナ前と熱気はいい意味で変わらない気がしました。戻ってきたなぁと感じましたね。かき夫の人たちも盛り上がっていたのですが、地域住民の方も楽しみにしていたと思うので、街全体が盛り上がっていましたね。

井上:放送スタッフは連日の取材で大変だったと思いますが、やはり地域祭は嬉しいですね。三島地域では今年ならではのニュースもありました。

10月16日「『御座船御歌』四国中央市無形文化財指定記念 大山祇神社参詣」
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喜井:御座船御歌は、三島神社秋季例大祭で繰り出される船形太鼓台の御座船明神丸が、運行や神事の際に、担ぎ手たちによって奉納される船歌で、今年3月に市の無形文化財に指定されました。その記念と、2年前に三島神社が創建されて1300年だったことから、大山祇神社に御歌を奉納しました。

大山祇神社

井上:大三島へは、船に乗って向かっていましたね。

喜井:そうなんです。出航の際には港に多くの人が集まり、御座船明神丸を見送っていました。

井上:そして秋といえば、土居の名物も完全復活しましたね。

9月17日取材「三年ぶりの開催 土居のいもたき」
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岡部:感染症の影響で2020年に中止となった土居のいもたき。これまでの運営団体が引退したものの、地元の味を受け継いでいきたいと若い世代が中心となって新体制になりました。秘伝のだしや具材はそのまま。今年はテントで飲食できるようになったことで、引退したJAうま女性部のみなさんもいもたきガールズとして再登場。朝から下ごしらえや調理などを手際よく作業していました。

関川に提灯の明かりが戻ってきた!

喜井:女性部のみなさんには、「もぎたてボックス厳選レシピ」の撮影でいつもお世話になっています。収録後に「このあと河川敷に行くんよ!」とお話しされていて、パワフルだなと思いました。

岡部:それはすごい!

旬の野菜を使った美味しいレシピを紹介してくれています

JAうま女性部のみなさんが紹介!「もぎたてボックス厳選レシピ」の動画はコチラから
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「平和を祈って」編 お寺で鳴り響いた鐘の音

井上:今年は世界的な出来事として、ロシアのウクライナ侵攻がありました。四国中央市でも、平和への願いを込めた行事が行われましたね。

4月3日「四国中央ユネスコ協会 平和の鐘を鳴らそうin椿堂常福寺」
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喜井:全国のユネスコ協会が行っている「平和の鐘を鳴らそう」。終戦の日に二度と戦争を繰り返さないという意思を込めて行っているものです。ロシアによるウクライナ侵攻が続く中、全国各地のユネスコ協会はウクライナ難民の方々に平和への思いが届くようこの取り組みを行っており、四国中央ユネスコ協会も4月3日、椿堂常福寺で実施しました。

井上:ご住職の「戦時中は金属供出によりお寺の鐘が姿を消していた。鐘がつけるのはありがたいこと」というお話が印象的で…。他地域の「平和の鐘を鳴らそう」では教会などの洋風の鐘を鳴らす所もありますが、このお話を伺って、お寺で鐘を鳴らすことの意義をとても感じました。

平和宣言の朗読も行われた

喜井:8月15日にも新長谷寺を中心に市内の各寺院で同様のイベントが行われました。12時を合図に各寺院の鐘が鳴り響き、参加者は心の中にある平和への祈りを鐘の音に乗せました。

8月15日「平和の鐘を鳴らそうin新長谷寺」

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井上:四国中央ユネスコ協会では募金活動も行い、地域の皆さんからたくさんのご協力をいただきました。現地の支援団体を通じて食糧や生活物資となり、ウクライナの人々へ届けられています。これからも活動を通して支援を続けたいと思います。

特別番組ではさらにたくさんのニュースを紹介!クリスマスイブの夜に放送します

リポーター3人がトークを交えながら今年1年を振り返る特別番組「私が選ぶコスモスコレクション」。この収録の模様は、12月24日(土)22時~コスモスチャンネルにて放送予定です。

和気あいあいと収録が進みました

中盤には岡部&喜井の切山カフェ紹介も!囲炉裏の優しい暖かさに癒される、真鍋家住宅の趣のある空間もぜひお楽しみください。

切山のグルメも堪能

初回情報はこちら

筆:四国中央テレビ 岡部桃子

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