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4年ぶりの市民ミュージカル!「晴れ、ときどき不自由」半年間の稽古に密着

2023年10月16日(月)

【2023.11.29追記】コロナ禍を経て4年ぶりに市民ミュージカルが帰ってきた!11月にしこちゅ~ホールで公演予定の市民ミュージカル「晴れ、ときどき不自由」。新人を含めた市民キャストが稽古に励んでいます。密着番組「みんながスター☆」の中から見どころをご紹介します。

 コロナ禍を経て、4年ぶりに市民ミュージカルが帰ってきた!11月18日、19日にしこちゅ~ホールで公演予定の市民ミュージカル「晴れ、ときどき不自由」。新人を含めた市民キャストが稽古に励んでいます。
 四国中央テレビでは、舞台に挑む出演者や、演出家などのスタッフの姿を半年間かけて密着取材!コスモスタイムで放送中の番組「みんながスター☆」の中から、観劇前にチェックしてほしい見どころをご紹介します。

目次

 ・市民ミュージカルの歩み
 ・今年のテーマは「福祉」 演出家が込めた思い
 ・「晴れ、ときどき不自由」あらすじ紹介
 ・個性豊かな市民キャスト
    兄妹で初挑戦!宇田一心さん・樹花さん
    ミュージカル参加がきっかけで劇団員に!藤井茂樹さん
    初めての舞台当日は19歳の誕生日!矢野巧真さん
 ・こだわりの歌・ダンス・衣装!スタッフに聞く
    歌の制作・指導・当日の生演奏を担当 高橋信一郎さん
    ダンスの振付を担当 スタジオミュー講師陣
    衣装制作担当 井川緑さん・石崎真記子さん
 ・本番は2日間!当日はマルシェも開催!
 ・密着番組「みんながスター☆」好評放送中

市民ミュージカルの歩み

 四国中央市の発足を記念して2004年に上演された市民ミュージカル「うずしお丸の少年たち」。これがきっかけとなり2005年に「四国中央ふれあい市民劇団が発足しました。2年に一度のペースで行われてきましたが、感染症拡大の影響で2021年の開催は延期に。今年、2019年以来4年ぶりの開催となりました。

第1回公演で主演を務めたのは、のちにタカラジェンヌ・俳優として活躍する帆風成海さん

今年のテーマは「福祉」 演出家が込めた思い

キャストオーディションの様子

 

 今回のミュージカルのテーマは「共生社会」。障がいのある人もない人も、同じように不自由なく暮らせるまちをみんなで作っていこうという思いが込められています。
 脚本・演出を手がけるのは、市内で活動する劇団サイケデリックマンモス主催の山本淑子さん。これまでも市内の名所や歴史をもとにした地元愛あふれる舞台を作り上げてきました。

脚本・演出を手掛ける山本淑子さん

「人間はいろんな人がいることが自然なことなのに、分断されていくようなところがあって…。本来は、みんなが一緒にやっていける社会が普通ではないかと。演じる人も、それを見る人にも、それを感じてもらいたいし、考えてもらいたいです」

 また今回は、初めて障がいのあるキャストが出演することに。実行委員会では、誕生当初から「誰もが参加できる舞台にしたい」と、障がいのあるなしに関係なく出演者の募集をしてきましたが、ようやく実現することになりました。 市民ミュージカルを通して、出演者も観客も福祉について理解を深めてもらえる舞台を目指します。

挨拶をする土屋浩也実行委員長

「晴れ、ときどき不自由」あらすじ紹介

 物語の始まりは、福祉施設の移転説明会。市が発表した、施設をまちの中心地に移転するという案に、市民からは反対の声が上がります。施設の入所者、施設で働く職員、移転に反対する市民…様々な立場の視点から、「共に暮らす」「共に生きる」ということについて考えます。 施設の移転の行方は果たして!?

個性豊かな市民キャスト

キャストオーディションの様子

 今年6月に行われたキャストオーディションで初めて一堂に会した出演者たち。4月に出演者を募り、演劇未経験の新人を合わせて34名が集まりました。7歳~67歳(申し込み当時)と幅広い世代のメンバーが、1時間半のミュージカルの舞台に挑戦します。
 練習は週に3回。7月に脚本と役柄が完成し、そこから歌・ダンス・芝居の練習が曜日ごとに分けて行われます。19時から約2時間続く稽古には、学校終わりや仕事終わりの出演者たちが真剣な表情で参加していました。
 出演者たちはどんな思いで、きっかけで、参加を決めたのでしょうか。個性豊かな市民キャストを少しご紹介します。

 

 

兄妹で初挑戦!宇田一心さん・樹花さん

 前回の市民ミュージカルを見て興味を持ったという兄・一心さん。出演者募集のチラシを見て、「やってみよう!」と決意したそうです。最年少出演となる妹・樹花さんと一緒に、はじめての芝居や歌、ダンスにチャレンジしています。
 また、樹花さんが演じるのは、物語のカギになるキャラクター。稽古を重ねるごとに、キャストオーディションの時よりも、大きな声で、はきはきとセリフが言えるようになりました。


ミュージカル参加がきっかけで劇団員に!藤井茂樹さん

 前回の市民ミュージカル「明日来いこい、恋(古井)の池」で初出演ながら市役所職員役を熱演した藤井さんは、その後、市内の劇団「劇団サイケデリックマンモス」に加入。舞台のほか、四国中央テレビ制作のグルメドラマ「つぶやき食堂」では個性豊かな主人公を演じるなど、活躍しています。「ようやくこの日が来た!」と気合十分に、市民ミュージカルにのぞみます。

 

初めての舞台当日は19歳の誕生日!矢野巧真さん

 キャストオーディションで堂々と「六甲おろし」を歌った矢野さんは、ミュージカル初参加。毎回早めに稽古入りし、真剣な表情で練習に取り組んでいます。ダウン症を持つ矢野さんにとって、約1時間半のミュージカルは大きな挑戦。本番2日目の11月19日はなんと19歳の誕生日なのだそう。メモリアルな日になりそうです。

 

親睦を深めるBBQでチームワークがさらにアップ!

 舞台経験も年齢もバラバラの出演者たちですが、稽古を重ねるごとに結束力が高まっています。週に3回の練習は覚えることが盛りだくさんで大変なことも多いですが、ベテラン勢が新人キャストをフォローしながら協力して励んでいるそうです。
 9月には、市民ミュージカルメンバーが勢ぞろいでBBQを楽しんだのだとか。本番まで残り約1か月。全員が力を合わせて舞台の成功に向けて進んでいます!

9月24日に開かれたBBQ懇親会の様子
幅広い世代と交流できるのも市民ミュージカルの魅力

こだわりの歌・ダンス・衣装!スタッフに聞く

 市民ミュージカルが始まって約20年。舞台の成功に欠かせないのが、裏側で出演者を支える運営スタッフたちです。その顔ぶれは、第1回公演から携わるベテランばかり。舞台へのこだわりを伺いました。

歌の制作・指導・当日の生演奏を担当 高橋信一郎さん

 ミュージカルに欠かせない要素、音楽。ミュージカル曲の作詞・作曲はもちろん、歌の指導、そして当日の舞台脇で生演奏も手掛けるのが、市内で音楽制作を行っている高橋信一郎さんです。今回はミュージカルのために15曲を制作。物語の場面に合わせて、1つのミュージカルの中でも様々なテイストの曲を盛り込むことを心掛けているそうです。稽古では、人前で歌うのが初めてという新人キャストもいる中で、細かな音程や発声などを丁寧に指導しています。

ダンスの振付を担当 スタジオミュー講師陣

 物語を盛り上げるダンスは、市内のダンススタジオ「スタジオミュー」の講師3人が指導を務めます。嬉しい場面、怒っている場面、悲しい場面…ミュージカルの見どころの一つでもあるダンスシーンは、登場人物の思いを歌と踊りで表現することにより、観客に強い印象を与えます。
 ミュージカルならではの振付のポイントは、「歌」と「ダンス」の両立。講師の一人、藤田真希さんによると、「歌いながら踊るので、役者の声が前に向かうように顔の向きや振付を考えている」そうです。
 出演者全員が登場し、舞台をしめくくるラストの曲「希望のうた」は、ダンスのこだわり満載の1曲。ハードな練習を乗り越えて完成した感動のフィナーレを、ぜひお楽しみに!

衣装制作担当 井川緑さん・石崎真記子さん

(左から)井川緑さん・石崎真記子さん

 市民ミュージカルを華やかに盛り上げるのが、個性豊かな衣装たち。ストーリーや登場人物のキャラクターに合わせた唯一無二の装いは、大きな舞台にも負けない存在感を出しています。
 そんな市民ミュージカルの衣装をすべて手掛けてきたのが、井川さんと石崎さんです。脚本担当の山本さんがきっかけで衣装制作に携わることになった2人。タッグを組んだのは、2004年の第1回公演の時からです。石崎さんがアイデアを生み、井川さんが型紙を作って形にするというそれぞれの得意分野を活かし、数々の舞台衣装を作り上げてきました。

古田足日さん原作のSF物語「月の上のガラスの街」

昔の宇摩地域が舞台の「宇摩のシンデレラ おさく」

「(脚本担当の)山本さんがいつも、『ミュージカルはパラレルワールドの世界』 と話していて。現実に寄せ過ぎず、舞台映えのする衣装を今回も頑張って作ります!」
 二人三脚で歩んできた20年。第9回公演ではどのような衣装で世界観を作り上げるのか、楽しみですね。

本番は2日間!当日はマルシェも開催!


 いよいよ上演間近の市民ミュージカル!本番は2日間あり、それぞれの日程でマルシェも開かれるなど、舞台を観る前から楽しめるようになっています。半年間の市民キャストたちの集大成を、ぜひ会場でご覧ください!

Information

第9回市民ミュージカル「晴れ、ときどき不自由」

2023年11月18日(土)・19日(日)
両日ともに14:00開演  ※開場は30分前

会場:しこちゅ~ホール 

■チケット
前売り 1,500円 / 当日券 1,800円 [全席自由]
しこちゅ~ホール / 市役所文化・スポーツ振興課にて販売中

■当日はマルシェも開催します
11月18日(土)・19日(日) 11:00~16:00
会場:しこちゅ~ホール 芝生広場

■詳しくは四国中央ふれあい市民劇団HPをご覧ください
http://fureai.df-atori.com/info.shtml

密着番組「みんながスター☆」好評放送中

 密着番組「みんながスター☆」は、コスモスタイムで好評放送中!番組では、より市民キャストに密着したインタビューや練習の様子をお届けしています。
 公演当日は、会場のしこちゅ~ホールで番組の上演も予定しています。舞台を観る前にぜひご覧くださいね。

■コスモスチャンネル放送予定■
毎週日曜日放送「もっと!コスモスタイム」・「コスモスタイム」内で放送中

※詳しい放送時間は番組表をご覧ください

 

 

 

▶2023.11.29追記

ミュージカルの当日の様子は以下からご覧いただけます。ぜひチェックしてみてください♪

動画を観る➡コスモスコレクション(当社インターネットご加入者様限定)

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街かど百景「第9回市民ミュージカル『晴れ、ときどき不自由』舞台裏」もあわせてお楽しみください。

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筆:四国中央テレビ 岡部桃子

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