2024年3月25日(月)
2024年4月に四国中央市は20歳を迎えます。私たちコスモスネットワークは市とともに誕生し、地域の歴史を記録してきました。
なつかしの過去映像とともに街の歩みを振り返りましょう!【前編:2004-2013】
目次
・2004年4月1日 日本一の紙のまち四国中央市が誕生!
・2004年 あの新宮スイーツが全国で話題に
・2005年 三島高校美術部が巨大壁画を制作
・2006年 権現トンネル開通
・2007年 新宮小中学校が開校
・2008年 第1回書道パフォーマンス甲子園開催
・2009年 市民で灯そう10万の光!しこちゅ~冬物語
・2010年 愛媛大学「紙産業特別コース」創設
・2011年 向山古墳が国指定史跡に
・2012年 カタクチイワシ学校給食へ
・2013年 マスコットキャラ「しこちゅ~誕生」
・後半へつづく
2004年4月1日。伊予三島市・川之江市・宇摩郡土居町・新宮村が対等合併し、四国中央市が誕生しました。
当時の人口は約96,000人。製紙業が基幹産業で、合併により「パルプ・紙・紙加工品製造品出荷額」が日本一になりました。
“切手とお札以外の紙はなんでも作れる日本一の紙のまち”として、20年経った現在も連続で日本一を記録中です。
「エックスハイウェイ」と呼ばれる四国の四自動車道が交差する場所にもなっており、四国のまんなかの街として運送や観光には欠かせない存在に。四国の県庁所在地に約1時間で行けるアクセスの良さも魅力です。
新宮地域の活性化を図る第3セクター・霧の森が売り出した「霧の森大福」が全国的に大ヒット。
生クリームを包んだあんこを、新宮のかぶせ抹茶を練りこんだ餅でさらに包み、仕上げに抹茶をまぶした霧の森大福。大手通販サイトで人気ナンバーワンとなり、入手困難な幻のスイーツと呼ばれるほどになりました。
霧の森本店にも多くの観光客が行列を作り、四国中央市・新宮の名前が一躍有名になりました。
構想から完成まで約1年。三島高校美術部員14名が「地域を絵で盛り上げたい」と、紙加工会社モリオトの工場壁面に巨大イラストを描きました。テーマは四季。人や動物などがクスノキの周りで憩う、高校生らしいアイデア満載の作品は話題となりました。
三島高校美術部は他にも商店街や市民会館、一柳こんにゃく店などの壁にイラストを描き、街を盛り上げています。
また同年には、市役所改革の第一歩として「ワンストップサービス」市民総合窓口センターが設置。
市民課や国保年金課など、担当の課が別々に行っていた手続きのほとんどが一つの窓口ででき、転出入に伴うさまざまな手続きも一カ所で済むことから、市民の利便性向上に役立っています。
四国中央市の市街地と嶺南地域を結ぶ国道319号の権現トンネルが完成。これまでは幅が狭く大型車の離合が難しかったことから、地元から改善を求める声が挙がっていました。
2年後の2008年には山田大橋も完成し、バイパスの整備が完了。翠波高原や金砂湖など、観光スポットへのアクセスも良くなりました。
老朽化した公共施設の建て替えや耐震化工事が始まり、三島東中学校はこの年の11月に新校舎が完成しました。
教科ごとに生徒が専用教室に移動する「教科教室型」方式を県内で初めて採用。鉄筋コンクリート4階建てで、木材をふんだんに使用しています。
県内初、過疎を逆手に特色ある教育を行う「小中一貫教育」が新宮小中学校で始まりました。
新宮小学校・寺内小学校と新宮中学校を統合したもので、春には新宮中学校を改装した校舎で開校式と入学式が行われました。
2017年には小規模特認校に指定され、校区外からの児童生徒の受け入れもスタート。自ら学びつながる力、確かな学力、豊かな心、聞ける話せる英語力をテーマにし、子どもたちの意欲を伸ばす様々なカリキュラムを導入しています。
2007/4/9 コスモスタイム「新宮小中一貫教育始まる 新宮小中学校」
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また寒川豊岡海浜公園ふれあいビーチが7月にオープン。県内最大規模の人工海水浴場で、初日には豊岡小学校と寒川小学校の児童が初泳ぎを楽しみました。
ライブコンサートやイベントなど様々な催しが開かれ、幅広い世代に愛されています。
2007/7/16 コスモスタイム「OPEN!! 寒川豊岡海浜公園 ふれあいビーチ」
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第31回紙まつりのイベントの一つとして、第1回目となる書道パフォーマンス甲子園が開催されました。
三島高校、大分高校、広島県の五日市高校が参加。川之江商店街の特設会場で観客が見守る中、曲に合わせメッセージを書き上げ、三島高校が優勝しました。
たった3校から始まった大会は映画化によって一躍話題に。今では100校を超えるエントリーの中から勝ち上がった学校のみが本戦に出場できる、高校書道部員の憧れの舞台へと成長しています。
2008/7/27 コスモスタイム「第31回 四国中央紙まつり 第1回書道パフォーマンス甲子園 紙のブライダル&ファッションショー」
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法皇青年会議所など若手4団体の実行委員会と市の共同事業「市民で灯そう10万の光 しこちゅ~冬物語」が初めて開かれました。
三島川之江インターチェンジ前の県道沿いを約6万球のイルミネーションで飾り付け、点灯式には多くの地域住民が訪れました。
2009/12/23 コスモスタイム「市民で灯そう10万の光り 2009冬夜市」
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紙産業界の将来を担う人材の育成を目的に、愛媛大学大学院の「紙産業特別コース」が市内にある県紙産業技術センター内に設置されました。
2014年には紙産業の新技術や先端研究の実用化を促進しようと「紙産業イノベーションセンター」も開設。地元企業や小中学校とも連携しながら、最先端の研究が紙のまち四国中央市で進んでいます。
2010/4/16 コスモスタイム「愛媛大大学院修士課程に 紙産業特別コース開設」
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全国的にも最大級の規模を誇る向山古墳が、市内で初めて国の史跡に指定されました。
宇摩地方で最後に築かれた四国最大の長方形墳で、規模や当時の政治的・社会的状況を知る手掛かりとしての重要性などが評価されました。
同年には記念のシンポジウムが開かれ、多くの人が訪れ発掘調査の成果や基調講演などを熱心に聞いていました。
2011/11/19 コスモスタイム「宇摩向山古墳国指定記念シンポジウム 史跡 宇摩向山古墳を語る」
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学校給食の地産地消を進める一環として、カタクチイワシの給食提供がこの年の2学期からスタート。
四国中央市の学校給食で地元水産物を使うのは初。カタクチイワシは県内有数の水揚げ量を誇り、ブランド化に取り組んでいます。給食提供を前に、栄養士が漁船に乗り水揚げを見学する機会も設けられました。
2012/8/7 コスモスタイム「学校栄養士がカタクチイワシ漁を視察」
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全国的なキャラクターブームの中、四国中央市のマスコットキャラクター「しこちゅ~」が誕生しました。
サトイモや翠波高原のコスモスなど市内の特産品や名所がモチーフになっており、紙のまちをPRするティッシュ箱をショルダーバッグのように提げています。かわいい見た目ですぐに街の人気者になりました。
2013/10/27 コスモスタイム「子育てフェスタ2013・四国中央市マスコットキャラクター「しこちゅ~」お披露目会」
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後半は2014年から2023年までの10年間を振り返っていきます。
動画配信サービスの視聴も合わせてお楽しみください♪
続きはこちら ↓
筆:四国中央テレビ 岡部桃子
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SNSにアップされた投稿数は約5,000件!
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