2019-05-31

JAうま金生支店の２階で、五月人形の展示会が開かれています。

これは、子どもの健やかな成長を願う親の気持ちをいつまでも忘れないでほしいという想いから、JAうま金生地区女性部が企画しているもので、今年で4回目になります。

旧暦では、端午の節句の時期が6月の初旬にあたることから、この時期に開催しており、会場には鎧や兜など様々な時代の五月人形１１点が、生け花やこいのぼりなどとともに展示されています。

当初は女性部員らが自宅に眠っていた人形を持ち寄り展示していましたが、それを知った近隣住民から「よかったら一緒に展示してほしい」と五月人形などが持ち込まれ、迫力のあるよろい飾りや、凛々しい表情のこどもの人形などがずらりと並びました。

また、人形の展示に合わせて、女性部では、着物の生地に使用される縮緬（ちりめん）を使って、色とりどりの吊るし飾りや、こいのぼりの飾りなどを制作。温かみのあるかわいらしいちりめん細工の飾りが、豪華で重厚感のある五月人形をより華やかにしています。

訪れた人は、女性部員らと人形にまつわる思い出話に花を咲かせ、和やかなひと時をすごしていました。

五月人形の展示は6月10日まで行われます。