コスモスチャンネル制作中

倉石大資さん ハンドパンを演奏しながら四国八十八ケ所巡礼の旅

2019-06-11

長野県出身のハンドパン奏者 倉石大資さんが各地で演奏をしながら四国八十八箇所を回っています。6月9日からは四国中央市に滞在しており、6月10日、中之庄町にあるサービス付高齢者住宅かがやきを訪れ、演奏などを行い、入所者たちと交流しました。

倉石さんは、若い頃から海外に興味があり、青年海外協力隊や日本語教師として現地で活動していた時期もあったそうです。その中で、ヨーロッパのバルト3国のひとつ、ラトビアで、打楽器ハンドパンに出会い、その柔らかく神秘的な音色に魅了されます。日本に戻った倉石さんは、2017年冬からハンドパン奏者として活動を始めました。

ドーム型の2枚の板をUFOのような形に合わせたハンドパンは、半球型にへこんだ部分を叩くことで、独特の響きを持った繊細で優しい音を奏でます。スイスで2000年ごろに考案されたことから、世界的にもまだ知名度の低い、新しい楽器です。

倉石さんは現在、徳島県の一番札所から順に八十八箇所を巡っており、訪れた地域の人と交流をしながら、病院、施設、学校や公民館などで演奏しています。

会場では、入所者がハンドパンの不思議で浮遊感のある音色に聞き入り、穏やかな午後のひとときを過ごしました。

倉石さんは今後、第65番札所 三角寺を参拝し、香川県へと向かう予定です。

新着情報

  1. カスタマーのブログ

月別投稿

コスモスチャンネル制作中
バックナンバーはこちら