市消防本部と四国中央テレビが連携 ドローン活用災害対策訓練実施
2019-06-25
6月24日、土居町天満の山林が出火したことを想定した災害対策訓練が実施されました。
これは、四国中央テレビが所有するドローンを活用し、市の消防本部が災害対策を迅速に進められるよう行われた訓練です。
天満公民館に現場の指揮本部を置き、ドローンで空撮を行ない、地域公共ネットワークを通じて、消防防災センターの災害対策本部室へ映像が送られました。
ドローンからwifi電波を使ってリアルタイムに送られる地上高150m程からの空撮映像は、広く地上の状況を見渡すことが出来、今回のような山林火災における状況判断には有効な情報となります。
対策本部では、災害時に市内の各種情報を見渡して映し出すモニターにドローン映像を映し出し、状況を把握していくために必要なドローンの空撮位置等を消防無線を使って現場に細かく指示しました。
現場では、四国中央テレビのドローンパイロットがwifiの電波状況、風の影響などを考慮しながら、ドローンの安定飛行を担保しつつ、要望される映像を対策本部に送りました。
四国中央テレビは、祭りなど各種イベントの生中継をドローン映像なども活用し作ってまいりました。それによって積み上げてきた技術と経験を、今後このような形で地域の中で役立てていきたい、また、活用いただきたいと考えています。
放送スタッフ 渡邉