四国中央市外国人向け防災研修
2019-09-08
9月8日、消防防災センターで外国人向け防災研修が行われました。
これは、市内に住む外国人が、災害にあった時、自分の身を守れるようにと実施されたものです。
当日は、市内の技能実習生などベトナム、フィリピン、中国、アメリカ出身の48人が参加。
研修では、救急研修と、防災学習コーナーでの体験を行いました。
救急研修では、心肺停止状態の人に遭遇した想定で、呼びかけや助けの呼び方などの説明を受けました。
そして、実際に人形を使い、心肺蘇生法やAEDの操作方法などを学びました。
災害学習コーナーでは、起震車による地震体験、消火器での消火体験、煙避難体験等が行われ、地震の怖さや、災害に遭遇したときの対処法を学びました。
研修の最後には、防災カードが配布されました。これは、災害時、言葉が通じず困ったときの為のもので、避難するとき使う言葉が書かれていたり、自分の名前や連絡先、持病などが記入できるようになっています。
参加者は、日本での災害や救助方法などを学び、防災への意識を高めていました。
市では今後も市内の外国人向けの防災研修を行っていくとのことです。
放送:西川