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愛媛大学紙産業イノベーションセンター 第6回シンポジウム

2019年10月22日

紙産業に関連する最新情報の発信や紙産業イノベーションセンターの活動、研究成果の報告を行うシンポジウムが10月21日、ホテルグランフォーレで開かれました。

 

 

 

 

 

 

これは、紙産業イノベーションセンターが開設された2014年から毎年開催されているもので、今年で6回目になります。

シンポジウムにはイノベーションセンターで研究を行っている学生や、市内外の紙関係の企業など200人以上が出席。

この日は愛媛大学特別栄誉教授に選ばれたイノベーションセンター センター長の内村浩美教授の称号授与式も同時に行われました。

 

 

 

 

 

 

特別栄誉教授の称号とは、世界的に評価される研究の推進や教育、社会的貢献等において、極めて顕著な功績をあげた者に対し授与されるものです。
内村教授は地元企業との連携や地元小中学校・高校での出張授業など、紙産業に関わる社会貢献などが高く評価され、愛媛大学として4人目の授与となりました。

 

 

 

 

 

 

シンポジウムでは、大阪大学 栄誉教授・総長補佐で、大阪大学産業科学研究所の関谷 毅教授が基調講演を行い、額に貼るだけで脳波を調べることのできる最新技術の紹介や、プラスチック部分に紙を使用して使い捨てとなっていた機器のリサイクル率を高める紙産業と電子工学の融合についても話しました。

その後、紙産業イノベーションセンターの福垣内 暁准教授が、南予地域に多く植えられている「バショウ」を活用し、芭蕉和紙を開発したことを報告。
芭蕉和紙は細かい繊維で構成されていることから染料の色で綺麗に染まり、文字を書いてもにじまないという特性があります。
現在、イノベーションセンターでは和紙産業の盛んな南予地域の新たな特産になることを目指して研究・普及活動を行っています。

 

 

 

 

 

 

続いて、大王製紙株式会社 新素材研究開発室の大川淳也室長が講演。
2012年に紙産業特別コースを卒業した大川さんは、イノベーションセンターと連携してセルロースナノファイバーの特性を生かした様々な技術開発に取り組んでおり、最近では卓球のラケットの部材としても注目されています。
また、アメリカで行われた電気自動車レースに出場する車のパーツにも活用し、大幅な軽量化と強度を両立。レースの優勝に繋がったことなどを話しました。

 

 

 

 

 

 

最後に、特別栄誉教授となった内村さんが、世界初となる「一定時間内にインキ消去機能を有する機能紙」を開発したことを発表。
これは油性のボールペンで文字を書いても一定時間内なら消しごむで簡単に消せるというもので、研究の内容や開発にいたるまでの経緯を話しました。
時代が進んでも公式文書は紙が主流。

 

 

 

 

 

 

間違えても修正が可能でありながら、時間の経過によってインキがしみこむことで書類改ざんを防ぐという画期的で需要の見込める紙の誕生に、紙のまちで研究と連携を進めるイノベーションセンターの存在感が際立ちます。

最新のテクノロジーで地域産業を切り開くイノベーションセンターの研究に、今後も注目です!

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