三島地域秋祭り2日目
2019-10-23
伊予三島秋祭り2日目の10月22日、天皇陛下が即位を宣言する「即位礼正殿の儀」と日程が重なったため、「統一かきくらべ」は行わず、例年とは違った運行となりました。
寒川漁港付近では、伊予三島地域の全太鼓台19台が集まり奉祝運行を行いました。
三島地区と寒川・豊岡地区の太鼓台が集まるのは、2003年の市町村合併前最後の秋祭り以来16年ぶりです。
午後1時からは、「即位礼正殿の儀」のテレビ中継に合わせ、歌手のまりこさんによる国歌独唱や、篠原市長による万歳三唱が行われました。
夕方からは、三島中央の西参道で奉祝行事が行われました。
西参道特設ステージでは、ゲストの歌手のまりこさんによる、歌のステージや、元ボウイの髙橋誠さんによるドラムの演奏が行われ、集まった観客らを魅了していました。
その後、三島地域の太鼓台と子供太鼓、合計16台が集まり、広島銀行前から三島神社まで、練り歩きました。
トリを務めた上町太鼓台は、ステージ前で何度も差し上げを行い、迫力ある演技を見せました。
この日、秋祭り最終日となった寒川地域では、夜に寒川石戸八幡神社で宮入が行われました。かき夫たちは、渾身の力で太鼓台を担いで、参道の石段を上がりきり、訪れた観客からは大きな拍手が送られました。
また本殿前では、差し上げや力強い演技が行われ、観客らは、間近で見るライトアップされた太鼓台を楽しんでいるようでした。
三島地域の秋祭り最終日の23日は、三島神社で宮入などが行われるほか、JR伊予三島駅付近から中央本通りでは夜太鼓統一運行が行われる予定です。
放送:喜井