燧灘防災会 秋の防災研修会
2019-11-10
11月9日、中曽根町の味源 四国中央店で燧灘防災会 秋の防災研修会が行われました。
燧灘防災会は、市民の有志らで作られたボランティア団体で、災害地支援や防災啓発活動を行っており、年に2~3回、会員のスキルアップのため防災に関する講演会を実施しています。
今年も台風による強風豪雨災害が多発し、東日本地域を中心に甚大な被害が生じたことから、災害と向き合い、市民が生き伸びる術などを学習してもらおうと、燧灘防災会の主催で講演会を開催し、愛媛大学准教授の二神透さんが、「地区防災計画の取り組みとこれからの協働連携」というテーマで話しました。
二神さんは、地区防災計画の策定の進め方について話し、地区住民が主体となって策定することが大きな特徴で、防災まち歩きなどで地区の実情を把握することが重要であると話しました。
また、策定して終わりではなく、訓練やその振り返りを定期的に行い、見直しをすることが必要であると話しました。
その後、愛媛大学客員教授の高橋治郎さんが「自然災害にどう備えるか」というテーマで話し、自然災害は起こるものと考え、自分たちが住んでいるところを良く知り、災害が起こった場合にどう行動するか考えておくことが大切であると話しました。
講演会終了後は、懇親会が行われ、和やかな雰囲気の中で、講演会の内容を再認識していました。
放送:安倍