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金生幼稚園 光と影のアート体験

2019-11-19

市が取り組んでいる幼稚園・保育園への芸術士派遣事業の一環として、11月19日、金生幼稚園の年長児が光と影のアートづくりを楽しみました。

 

 

 

 

 

この事業は、芸術士が幼稚園や保育園に出向き、子どもたちの興味や芸術表現をサポートすることで、感性と想像力を最大限に引き出そうというものです。

四国中央市では、2016年から2018年までの3年間、公立保育園への芸術士派遣を行ってきましたが、要望もあり、今年度からは私立の幼稚園や保育園なども対象にしています。この日は、観音寺市在住の芸術士で、切り絵作家の長谷川隆子さんと、3年前から金生幼稚園で美術の講師を務める芸術士 松岡美江さんが合同で体験内容を企画しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

参加したのは、年長クラスの園児63名。
今年、園児らはプラネタリウムを鑑賞したり、シルエット観劇を楽しむなど、光と影をテーマにした体験をしており、この日も、「天の川に輝く星」をイメージしたアートを体験しました。

 

 

 

 

子どもたちは折り紙を丸や三角などの形に切り抜き、円形の飾りを作ると、電気を消したホールの中でその飾りにライトを照らし、壁に模様を浮かび上がらせました。
体験の最後には、影絵を作りながら、木琴やハンドベルなどを自由に演奏し、園児らは音と光のセッションを楽しんでいました。

 

 

 

 

 

長谷川さんはこれまでの派遣事業で、「身近で日常につながるアート体験」をテーマに、体全体を使ったボディペインティングや紙コップを使ったタワー作りなど、様々なアートを提案しています。子どもたちの集中度合いや作業の進み具合によっては、機転をきかせて即興で内容を追加したり変えたりすることもあるそうで、そういった経験は、その場で作品をつくりあげるライブパフォーマンスなどの自身のアーティスト活動にも繋がっているといいます。

 

 

 

 

 

子どもたちは、紙とはさみだけで作れる作品ながら、カットの仕方によって簡単にも複雑にもできる切り絵、そしてその影絵に夢中になっていました。
芸術士派遣事業は来年度まで行われる予定です。

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