土居駅マルシェ
2019-11-24
地域おこしや駅の環境改善につなげようと、11月24日に土居駅マルシェが初開催されました。
無人駅となったJR伊予土居駅ににぎわいを、との想いから、土居商工会や地元ボランティア団体などの地域住民らが今年の夏ごろから協議を開始。若い世代を中心に人気のあるマルシェ形式のイベントが開かれました。
会場には、土居地域で野菜や果物の生産を行いファンの多い農家や、人気の飲食店などを中心に、24の団体がブースを出店。こだわりのスイーツやパン、ドリンクなどをお目当てに朝から長蛇の列ができ、あっという間に売り切れていました。
月に一度、土居駅の清掃や環境美化活動を行っているボランティア団体、土居あじさいグループのブースではおでんやいもたきを販売していました。
また、アンジェリーナ保育園の園児による演奏や、アリーナ土居のダンススクール生によるヒップホップダンス、土居高校吹奏楽部による演奏なども披露され、来場者はグルメや買い物を楽しみながら地元グループのステージに拍手を送っていました。
この日は伊予土居駅を管理する新居浜駅もイベントに参加。電車で来場した人へみかんをプレゼントしたり、制服と帽子を身につけ駅員になりきって写真が撮れるコーナーを設けました。JR四国としても、土居駅を中心とした地域の活性化への期待が大きいようです。
実行委員会では、土居駅が地元の人の憩いの場になるよう、今後も継続的にイベントを行っていきたいとのことです。