令和2年 オリンピックイヤー~スポーツに懸ける思い~
2020-01-01
オリンピックが近づくにつれ、様々なスポーツに注目が集まる中、年末年始にかけ市内各地でも、様々なスポーツ団体が精力的に活動を行っています。
昨年大いに盛り上がり、新たなファン層も拡大したラグビーでは、 四国中央市ラグビー協会が主催となり、元旦恒例の初蹴り会が行われました。 会場となった三島高校のグラウンドには中学生・高校生・OB・協会関係者が集まり、寒さを吹き飛ばす、活気あふれる練習となりました。 練習に励む部員の中に、四国中央市の代表として聖火ランナーを務める吉岡 桃子さんの姿がありました。吉岡さんはオリンピック聖火ランナーの募集に応募し、見事当選。 昨年の夏に足を怪我しましたが、手術を乗り越え、今は一所懸命練習に取り組んでいます。
吉岡さんと同じく、聖火ランナーを務める高橋さんは陸上選手。 毎日およそ8kmのランニングを欠かしません。元旦の朝も凍えるような気温の中、土居町藤原の自宅付近で練習を行いました。 自閉症のある高橋さんは、小学校3年生の時に「やまじっ子マラソン大会」に挑戦、多くの人たちの応援により完走することが出来たことが自信となり、それ以来、走り続けています。 四国中央市での聖火リレーは4月22日、県紙産業イノベーションセンターをスタートし、しこちゅ~ホールがゴールとなり、その後新居浜市へ引き継がれます。
オリンピックに向け、記録更新を目指している団体があります。
陸上クラブ、川之江T&Fクラブでは、東京オリンピック・パラリンピック事務局が推進している「beyond2020マイベストプログラム」に参加しています。これは、一人一人が目標を定め、オリンピックが開幕する7月24日までに「自己ベスト」を目指そうという取り組みです。 元旦に行われた練習では、小学生から社会人までの20数人が参加。自己紹介や近況報告などの後、各種目に分かれて練習を行いました。
市内出身者の中で、オリンピック出場の可能性の高い選手が、帰郷し、子供たちを指導しました。 東海大学4年、男子柔道部 73kg級の立川新さんは、3歳のときから川之江柔道会で柔道をはじめ、川之江北中3年のときから現在まで、ずっと全日本強化指定選手に選ばれ続けています。 立川さんは参加者らに実戦を想定した技のかけ方などを教え、子供たちはあこがれの先輩と一緒に稽古できる喜びををかみしめているようでした。 2020年。それぞれのオリンピックを胸に、選手たちは走り出しました。 |
放送:西川