文化財防火デーにあわせ安楽寺で防災訓練
2020-02-04
四国中央市の山間部にある市指定文化財「安楽寺本堂」で4日、防火訓練が行われました。
安楽寺の本堂は2019年3月に市の指定文化財となっており、今回、文化財防火デーである1月26日にあわせ訓練が実施されました。
この日は、住民や寺院・消防関係者ら約20人が参加し、通報や消火の手順を確認しました。
訓練は本堂付近からの出火を想定したもので、 第一発見者役の参加者が「火事だ」と大声で叫ぶと、住民が訓練用消火器やバケツなどで初期消火を開始。
その後、住民の119番で駆け付けた消防署員が、ポンプ車で周囲に放水を行いました。
また、消火器の扱い方の訓練も行われました。
横山弘明住職は「貴重な文化財を継承するため、絶対に火を出してはいけない。備えの大切さを確認でき、意義ある訓練だった」と話していました。
放送:喜井