梅錦山川 立春初搾り
2020-02-05
お客さんと共に春の訪れを祝おうと、2月4日、立春の日に搾ったばかりのお酒を即日販売する、日本名門酒会の「立春朝搾り」が、金田町の梅錦山川や内子町の千代の亀酒造など全国の蔵元で開かれました。
これは、造る人、届ける人、飲む人ともに無病息災や商売繁盛を願う行事で1998年から毎年開催しており、今回は37都道府県の44の蔵元が参加しました。
梅錦山川では午前6時、県内外の酒販店29店、32人が集まりました。
少林寺拳法の演武による邪気払いの後、利き酒をして熟成具合をチェック。大西神社の神主によるおはらいをうけた後、参加者らは立春朝搾りの瓶にラベルを貼って箱詰めし、それぞれの店に持ち帰りました。
今回の出荷量は、720ml瓶で約6千本。
昨年末に仕込みをし、立春の日にベストな発酵状態になるよう、もろみの温度調整などをしてきた。昨年9月の気温が高くお米が少し硬かったが、こうじの量などでバランスをとり、早春らしく華やかな香りに仕上がったとのことです。
放送:西川 取材協力・愛媛新聞社