2020-02-15

２月１４日、福祉会館で特別支援教育講演会が開かれました。

 

 

 

 

 

これは、障害のある子どもの教育のあり方を考えようと、四国中央市特別支援教育育成会が主催し、毎年開催されています。
今回は、「ある自閉症児の成長、そして光ある先へ アーティスト石村嘉成の歩み」というテーマで、新居浜市出身の版画アーティスト石村嘉成さんを指導した新居浜商業高校 非常勤講師の 寺尾いずみ さんが話しました。

 

 

 

 

 

石村嘉成さんは、２歳児検診で、自閉症による発達障害と診断され、家族や医師、学校などの支援を受けながら、新居浜商業高校へ進学。

 

 

 

 

 

 

高校３年生の時に、寺尾さんが担当する美術の授業で油絵や版画を始めました。現在では、各地で個展を開く傍ら、国内外の美術展で入選するなど幅広く活躍しています。寺尾さんは、石村さんとの出会いから、作品作りを支えるうえでの悩みそして、早期療育の重要性などについて話しました。

 

 

 

 

 

 

当日は、石村さんの色鮮やかな作品が描かれたグッズ販売も行われ訪れた人たちは、石村さん本人との交流を楽しみながら芸術がもたらす可能性、影響について再度考えをめぐらしているようでした。