黒糖づくりが大詰めを迎える
2020-03-10
土居町の「ロハス企業組合」で、黒糖づくりが大詰めを迎えています。
組合では、地域生産者が栽培するサトウキビを原料に、黒蜜や黒砂糖、粉末パウダーの製造、黒糖関連商品を開発しています。
サトウキビを黒糖に加工する製糖の工程は昨年11月から行われており、今年は3月で最後となります。
製糖では、まず収穫されたサトウキビを絞り、その搾り汁を沸かしアクをとります。その後食用石灰を入れ、樽にうつしおよそ30分置き、不純物を樽の底に沈殿させます。そして、上澄み液をおよそ4時間煮詰め、冷却することで黒糖ができあがります。
近年は、料理のしやすさから「とうみつ」という黒糖になる手前の液体を取り出したものも人気があるそうです。
大広代表理事は「黒糖はおいしく、体にも良いということをPRし、ぜひ地元の方々に食べてもらいたい」と話しました。
ロハス企業組合でつくられた黒糖は産直市などで購入することができるそうですよ♪
放送:有馬