新宮町 一番茶の収穫始まる
2020-05-02
八十八夜にあたる5月1日、新宮町で一番茶の収穫が始まりました。
八十八夜とは、立春から88日目にあたる日のことで、この日に摘まれた茶は上質で縁起が良いとされています。
新宮町馬立の脇製茶場では、従業員や地域住民など約20人がみずみずしい緑の葉を丁寧に摘み取りました。
山間部の新宮地域は昼夜の寒暖差を生かした茶の生産が盛んで、約160戸の農家が栽培しています。 脇製茶場の茶畑では、製茶用のヤブキタを多く栽培しています。
今年の茶摘みは、新型コロナウイルス感染拡大防止のため例年より人数を減らし、全員がマスクを着けて作業しました。
今年は4月に季節外れの雪や霜の被害があり、収穫量は例年より1割ほど減少する見込みですが、量が減る分、質が上がり、甘みのある良いものができているそうです。
一番茶の販売は3日から観光施設「霧の森」の売店や製茶場の直売所で始まります。また、今後インターネット販売も行われるとのことです。
放送:西川