大西神社春季例大祭
2019-05-05
金田町の大西神社で、春季例大祭が行われました。
これは、5月4日と5日の二日間に渡って、この地を治めていた大西備中守元武(おおにしびっちゅうのかみもとたけ)と、息子、小次郎の霊を慰めるために毎年行われている伝統行事です。
4日に行われる奉納踊りは江戸時代に始まったとされ、市の無形民俗文化祭に指定されています。
奉納踊りは災害などで中断することもありましたが、今では地元の人たちが伝承芸能保存会を作り、主に金田小学校の児童が踊り手となって承しています。
今年は15人の児童が参加し、男子が叩く太鼓と歌に合わせて、巫女姿の女子が舞い踊りました。
また、東金川地区で代々受け継がれてきた笹踊りも披露され、来場者は扇を使ったゆっくりとした踊りに見入っていました。
その後、香川県の劇団「南ファミリー劇団」による奉納芝居と舞踊ショーが行われ、会場では人情味溢れる芝居に歓声が上がっていました。
当日は多くの地元住民が訪れ、伝統の踊りや、奉納芝居を楽しんでいました。
また、5日にはカラオケ大会やもち投げが行われるとのことです。
放送:西川