2022-12-24

20世紀を代表するイギリスのロックバンド、ビートルズのレコードデビュー60周年を記念し、髙嶋弘之さんによるトークショーと1966カルテットによるコンサートが12月23日、しこちゅ～ホールで開かれました。

1962年にデビューし、1970年に解散するまで、「レットイットビー」や「ヘイジュード」など、数々の大ヒット曲を生み出したビートルズ。

高嶋さんは、日本におけるビートルズの仕掛け人として、シングル30枚など、国内で様々な販売促進活動を行いました。1964年に初代ディレクターとなり、1966年の来日時も担当しています。

トークショーでは、作品自体が素晴らしいとした上で、日本でビートルズを流行らせるために、アイドルとして売っていこうとしていたことや、話題になったという体で人々の関心を引こうとしたことなど、当時を振り返った売り出し戦略を紹介。また、初期の楽曲の邦題をつける際のエピソードなども話しました。

トークショーの後は、高嶋さんがプロデュースするグループ「1966カルテット」が、ヴァイオリン、チェロ、ピアノを使ってビートルズの曲を披露しました。

来場者は、当時の話を聞いたあと、クラシックでよみがえる60年代の懐かしい名曲に耳を傾けていました。

 

放送：野村