かなしきデブ猫ちゃん 読み聞かせ会
2023-04-26
愛媛を舞台に猫が旅をする創作童話「かなしきデブ猫ちゃん」の読み聞かせ会が4月25日、川之江南中学校であり、3年生約160人が物語の世界を楽しみました。
「かなしきデブ猫ちゃん」は松山・道後に暮らす家猫のマルが冒険を通して成長する物語で、2018年4月から愛媛新聞で連載開始。2019年3月には絵本も発売されました。2022年1月に連載は終了しましたが、2023年4月から、スピンオフ作品「ジャックの1ばんさがし」の連載が始まりました。これはマルの知り合いである子猫のジャックが愛媛を旅する物語となっています。
故郷に興味をもってもらおうと、土居図書館での読み聞かせを中心に活動するボランティア団体「おはなしドーナツ」が昨年度から市内の各小中学校に出向いて絵本版の読み聞かせを行っており、今回の川之江南中学校で9校目となります。
この日の会では、地域住民などでつくる川之江南中学校の読み聞かせボランティアグループ「南風」も加わり、それぞれが登場人物の役割を演じました。
地元の三島公園や、しまなみ海道を旅する童話のワンシーンがスクリーンに映し出され、生徒らは物語の世界観にひきこまれているようでした。
放送:野村