2021-04-01

３月７日に陸揚げされたガントリークレーンの供用開始記念式典が３月３１日、三島川之江港金子地区国際物流ターミナルで行われました。
同港では、コンテナ取り扱い貨物量が年々増加傾向にあり、平成１２年から稼働しているハーバークレーン１基ではまかなえず、積み残しなどの懸念がありました。
導入されたガントリークレーンは、１時間あたりの運搬量が既存のハーバークレーンの２５回から３３回に向上し、３割ほど積み下ろし能力が上がります。また、可動範囲が大きくなり、カバーできるコンテナ列が８列から１３列に増え、大型の貨物船にも対応することが出来るほか、積み下ろし時の作業員の人数も減らすことが出来ます。
当日は、三島神社の宮司による安全祈願の神事の後、関係者４０人が式に参列し、供用開始を祝いました。
式の後、ガントリークレーンのデモンストレーションがあり、実際に貨物船からコンテナの荷降ろしを行いました。
ガントリークレーンは、４月１日から稼働を始める予定です。
放送：西川